初夏の風物詩といえば蛍。淡い光が夜を照らす光景は日本の原風景として長年人々に親しまれてきました。実は、壱岐は知る人ぞ知る蛍がたくさん見れる場所なんです！
島の多くの場所で見ることができ、蛍を見ようと観光客の方々も多く訪れます。

「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。 」　「枕草子」

ゆらゆらと飛ぶ光の美しさはいつの時代も人々の心に響いていたのですね。

その蛍を守るため、長年の保護活動を地元有志が行なってきたそうです。今では蛍の数は増加傾向にあるとも。
また壱岐高校が毎年「壱岐ホタルマップ」を発行するなど、島の多くの人の手によって今に繋がっているんですね。

シーズンは例年５月中旬から６月中旬にかけてです。
素敵な光の世界が待っています。